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気がつけば借金地獄!主婦のギャンブルによる借金は要注意

主婦キャッシング 2021/10/29 8005view

借りすぎでキャッシング地獄になってしまう主婦は多いです。特に多い原因はギャンブルや見栄ですが、家族や夫・旦那に内緒で借りているというのも原因の一つ。内緒で借りる場合、早めの完済を。

パチンコで大当たり

軽い遊び心で始めたギャンブルにはまってしまい、気がついたら借金地獄に…というケースはよくある話です。
しかも、男性だけでなく女性、特に主婦層にも広がっているのだとか。

ひと口に「ギャンブル」と言ってもその種類はさまざまですが、結果的にあちこちでお金を借りて首が回らなくなったという事例が増えています。

このページでは、特に主婦がギャンブルにはまって借金を作るケースについて、傾向と対策をまとめました。

ギャンブルによる借金は世の常!?

昔からギャンブルで借金を作るというのは、よくある話です。

特に映画やドラマなどでは男性がギャンブルで借金を作って、厳しい取り立てに合って困っているとか、一家離散といった話が題材になってきました。

しかし、最近では女性、それも主婦層でギャンブルにはまるケースが増えています。

ギャンブルにはまってやめられないのは「依存症」

世の中にはさまざまな依存症があります。
タバコ、お酒、薬……などは依存性がありますが、ギャンブルも依存症になりやすいもののひとつです。

主婦もハマる「ギャンブル依存症」とは?

厚生労働省によると「ギャンブル依存症」とは、「社会的、職業的、物質的または家庭的な価値と義務遂行を損なうまでにギャンブルが生活を支配する状態」としています。

つまり、ギャンブルがやりたくて仕事や社会的な行動、家庭での役割などに影響を与えるほどにはまってしまう状態が「ギャンブル依存症」ということになります。

また、厚労省では「ギャンブル依存症になる人は自分の仕事に影響を与えるだけでなく、多額の負債(借金)を抱えたり、ウソをついて法律を犯してお金を得たりすることがある」としています。

ギャンブルに限らずこのような依存症を持つ患者は、緊張感や危機感で脳に変化が起き、ギャンブルの刺激に過剰反応するとの研究結果も発表されています。

一種の病気のような状態なのですが、仕事や家庭生活ができないほどになり、さらに借金を増やしてしまうのは困りものですね。

ギャンブル依存症の人数

朝日新聞(2017年2月17日)によると、「2014年、厚生労働省の研究班は日本国内で約536万人にギャンブル依存症が疑われると発表した」とあります。(参考:http://www.asahi.com/articles/ASK2J6VLLK2JUBQU01B.html)

この調査では「ギャンブルのために仕事をさぼったことがあるか」など、国際指標に基づく12項目で調査を実施しました。5項目以上が当てはまれば「ギャンブル依存症の疑いあり」と判断されるそうです。
厚生労働省が発表した536万人というデータは日本の人口の4.8%に該当します。
ちなみに諸外国ではギャンブル依存症の人の割合は人口の1~2%前後なので、日本はかなり高いことがわかります。

ギャンブル依存症で多いのはパチンコ

パチンコギャンブルには競馬、競輪、競艇、オートレース、麻雀、パチンコなどがあります。
競馬や競輪、競艇、オートレースは「公営競技」で国が認めているものです。
また、パチンコは厳密にはギャンブル(賭博)ではなく「遊技」なのですが、玉を景品に交換するときにお金に換えられることからギャンブル性があると言われています。

実際にギャンブル依存症の人の回復支援を実施している団体の関係者は「日本のギャンブル依存症の大半はパチンコによるもの」と語っているほどです。

パチンコ店は街中のいたるところにあり、手軽に入れることも依存症を引き起こす要因になっていると言えるでしょう。

主婦のギャンブルによる借金が増えている

建物ギャンブルというと男性がはまるもの……というイメージがあるかも知れません。

しかし、実際は主婦でもギャンブルにはまり、多額の借金を抱えるケースが増えています。どうして主婦がギャンブルにはまるのでしょうか?
その理由を考えてみました。

専業主婦がギャンブルで借金を作る理由

専業主婦は旦那さんの収入で生活費をやりくりしています。

ところが日々のやりくりや節約に疲れて、少しでも収入を増やしたいという動機からギャンブルを始めるのではないでしょうか。

どのギャンブルでも最初は「ビギナーズラック」と言って、初心者なのに大当たりすることがあります。そこで働かずしてお金を手に入れると、「これならもっと増やせるかも!」という欲が出て、さらにお金をつぎ込んでしまいます。

また、負けると生活費が足りなくなります。旦那さんにお金が足りないと言うと、「いつも給料の範囲内で生活しているのにどうして今月は足りないの?」と言われる可能性があります。

その結果、借金に手を出してしまうのでしょう。

主婦がギャンブルで借金を作る理由

消費者金融は専業主婦にはお金を貸さないことになっていますが、銀行カードローンは専業主婦でも借りることができます。複数の銀行で借りたものの、返済ができずに多重債務に陥ってしまいます。

専業主婦でも銀行カードローンは借りられる

一方、働きに出る主婦は、最初はパートで始まり、子どもさんが大きくなると正社員や派遣社員などでフルタイムで働くようになります。

いずれにしても「自分で稼いだお金」が手元にあるわけです。もちろんそのお金は生活費に使うわけですが、自分の小遣いも多少はできるようになります。

遊び心やストレス解消で始めたギャンブルが、次第に深みにはまっていくと考えられます。

働く主婦はお金を借りやすい

働く主婦の場合も、一度勝つと「うまみ」を覚えてしまって「またやりたい」となり、負けるとその分を取り戻そうとムキになって借金をしてでもギャンブルをやるようになります。

働いている主婦は消費者金融でも年収の3分の1までは貸してくれますし、銀行カードローンも利用できます。
その結果、複数の金融機関から多額のお金を借りるようになって返済できなくなるのです。

主婦がギャンブルでできた借金を返せなくなったら?

主婦でも働いていればある程度の収入はありますが、毎月の返済額が増えていくと自転車操業になっていきます。
自転車操業というのはA社の返済日に返すお金が手元にないためにB社から借りる…ということを繰り返すことを言います。

これでは一向に借金が減っていきません。

主婦がギャンブルで借金地獄に陥ったらどうすればいいのでしょうか?

主婦が借金を増やすと返済は不可能

男性でもギャンブルで借金が増えると自力で返済するのは難しくなります。
主婦の場合は子どものことや家庭のことで働く時間が制限されるため、収入増加は難しい状況にあります。

そんな中でギャンブルで借金が増えてしまうと、返済はほぼ不可能だと言えるでしょう。

返済資金をギャンブルで稼ぐのはやっちゃダメ

ここで絶対にやってはいけないことがあります。

それは

    借金を返すお金をギャンブルで稼ぐこと

です。

一度でもギャンブルで勝つ経験をすると、「あの時のように勝てば、この借金は返せる」と思うのですが、そんなうまい話はありません。

さらに深みにはまるだけです。

借金が返せない場合は債務整理を

多重債務になり、毎月の返済額がふくらむと自力での返済はかなり難しくなります。その場合は債務整理を考えましょう。

債務整理には、次の方法があります。

任意整理 債権者(お金を貸す人)に対して返済期間や返済額を交渉して完済を目指す方法で、金利をカットして元金のみを返済するケースが多い
民事再生
(個人再生)
債務(借金)を大幅(5分の1程度)に減額してもらい、それを一定期間で返済する方法
自己破産 裁判所ですべての債務(借金)の返済を免除してもらう方法

債務整理のメリット・デメリット

上記の債務整理の方法には、それぞれメリットとデメリットがあります。

債務整理の方法 メリット デメリット
任意整理 ●複数の借入先のうち、一部だけを任意整理することができる
●金利(利息)が免除されるので返済額が減らせる
●個人再生や自己破産に比べると借金の減額効果は低い
●最近は任意整理に応じない金融機関がある
民事再生
(個人再生)
●借金の額がかなり減額される
●手続き開始後は債権者は給料などの強制差し押さえなどができなくなる
●自動車や住宅などの財産を手放さなくてもいい
●住所氏名が官報に掲載される
●返済できるだけの収入がないと手続きができない
自己破産 ●借金の返済がすべて免除される
●手続き開始後は債権者は給料などの強制差し押さえなどができなくなる
●住所氏名が官報に掲載される
●免責を受けるまでは士業など一部の職業に就けない

また、いずれの場合も手続きから5年~10年間は信用情報機関に事故情報として登録されるため、新規のローンやキャッシングなどは申し込めないというデメリットがあります。

債務整理は弁護士に相談を

ギャンブルにはまって借金が増えてしまった場合は債務整理をすることで返済額を減らしたり、借金そのものをなくすことができます。

ただ、自己破産は「生活費のために借金をした」などの理由に限り認められるもので、ギャンブルが原因の場合は認められない可能性があります。

それぞれのケースで対策が異なるので、借金返済に困ったら弁護士に相談してみましょう。
その際には借金の任意整理に強い弁護士に相談されるのがおススメです。

悩んでいても返済日はやってきます。早めに相談して解決しましょう。

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